【iPhone iOS12発表】凄いぞ!速度アップ&基本アプリの充実!AR・Siri・AI・Vアバター・通知のパワーアップ! (WWDC2018 6月)
アップルiOS12の発表です!
今回のアップデートは、一つ一つのアプリのパワーアップ内容を見ていくと、今までのiPhone、iPadの利便性の向上がどう凄くなったのかが分かりません。
ARでアップルの世界はどこまで広がるか、ワクワクします。
iPhoneはバージョンを追うごとにソフトウェア的に、使いやすさが向上したように、今回も人工知能、AI、AR、Vアバター、通知機能などでiPhone、iPadをパワーアップさせる内容になっています。
一つ一つの機能を意識して、iOS12をフルに使いこなすために使い方ポイントをまとめてみましたので、見て聞きましょう!
Contents
対応機種
- iPhoneは、iPhone5S以降
- iPadは、iPadAir以降
- iPadminiは、iPadmini2以降
- ipod touchは第6世代から
わりと古いデバイスもカバーしていて、嬉しいです!
速度アップ
キーボード表示速度の向上です。
アプリのバックグラウンド読み込み2倍の速さに。
CPUのパフォーマンスの立ち上がりがはやく。
iOS12は、古いデバイスでも対応していれば高速化の恩恵が凄いです。
iOS12アプリ
AR Kit2が大きな変更です。
AR用のファイル形式「USDZ」。
ネイティブ対応で、アプリの中で共通に使えるようです。
サファリブラウザ・メッセージ・メールなどで開いて、アプリ内で回転拡大縮小。
ショッピングアプリは実寸で表示させるなど。
自分の机の上にARオブジェクトを置いて内容を確認できたりします。
実写との合成がリアル。
メジャー
アップル純正のアプリでARに対応した「メジャー」
空間の距離を測定するアプリです。
カメラをかざすと、モノの長さを測定できます。
旅行のスーツケースの場合。
カメラで撮影した物体をタップし、計測のポイントを打っていきましょう。
幅奥・行き・高さでそれぞれの計測。
体積を出すことも。
引っ越しの時に計測が捗りそうです。
絵画などの平面の長さもチェック。
面積をだしたり。
ショッピングの場合、カラーリングと色合いを決めて。
自分の部屋に置いた時の感覚をチェック。
AR Kit2
- 3Dオブジェクト認識 現実空間にARを重ねる
- パーシスタント体験 AR情報を保存して、そこにあったようなAR体験
- 共有体験 複数端末で多人数で体験
4人までのAR共有体験に対応。
レゴブロックのゲームアプリだと。
物体の中をのぞくことができたり。
実際の空間にARが重なって有機的にARオブジェクトが動きます。
iPhoto
iOS12 iPhotoのパワーアップ内容です。
For Youの追加。
場所・イベント・複数単語の検索が可能に。
場所・カテゴリーでチェック。
メモリーズ・想い出。
おすすめエフェクトの追加。
共有アルバムの賑わい
人々の候補表示。
プライベートの暗号化、デバイスの機械学習。
Siri
Siriの機能が向上します。
Siriショートカット機能。
「ゲームがしたい。スケジュール管理がしたい。鍵を無くした。」
などのショートカット登録すると、コマンド発動し一括で処理を行います。
「Hey Siri, lost my keys」と呼びかけると、音を鳴らして通知。
「Siri Sugegstions」で、取るべき行動を教えてくれます。
旅行プランをSiriに伝えておくと、その日にホテルの住所を教えてくれます。
ドラッグアンドドロップでカスタマイズが可能。
News
「News」アプリサイドバー追加。
使いやすいニュースをチェックできるアプリです。
メディアごとの選択もできます。
株価チャートアプリの作り直し。
ニュースアプリに連携。
チャートとニュースがリンクしてチェックできますね。
Voice
iPadにiPhoneにあったボイスレーコーダー追加。
iCloudサポート。
Books
Booksアプリ。
アップルブックスに名称変更です。
オーディオブックタブ追加で車の中で耳で本を楽しむ。
CarPlay
CarPlayアプリの向上。
サードパーティーのカーナビアプリが利用可能に!
ナイトモード 通知 時間
Do Not Disturb, During Bedtimeの紹介。
ナイトモード
就寝時に通知をロック画面表示されないようにする。
Automatically endingは、自動的にお休みモードを解除する機能。
通知のグループ化
通知のグループ化でまとめて削除可能。
使いすぎ防止機能のScren Time。
どれくらいアイフォンを使っているかがわかります。
特定アプリの使用状況もチェック。
グループ通知で、ロック画面の煩雑さが解消。
アプリの使いすぎを防ぎたい。
アプリの使用状況をチェック。
アクティビティ
一週間にアップを使っている状況をみれる。
アプリごとの利用時間
アプリごとの詳細時間。
アプリそれぞれに使いすぎの通知。
アプリリミット
アプリの利用時間の設定を決める。
アプリの使用状況。
通知時間を設定。
リマインダー
通知機能は。
設定しておくと時間がくると使いすぎが分かります。
利用時間を見直して一日の時間のバランスを見直したい。
ナイトモード 通知 時間
親が子供たちのアプリの利用時間をみて。
子供たちの一日のバランスがとれた学生生活を送れる。
子供向けの通知機能が用意されています。
iMessage
アイメッセージとフェイスタイムカメラの刷新です。
まずアイメッセージから。
アイメッセージの画面から呼び出すmemoji。
動物やロボットのキャラクターが用意されていました。
舌検出
カメラに映る人間の下の動きを読み取ります。
舌をキャラクターに反映させることで表現豊かなキャラクターで話せます。
memojiは、膨大なキャラクターを使えるようになりました。
自分の特徴を選んでいけば、自分に近いキャラクターを作れます。
肌の色を調整。
髪型を選びます。
髪型の色も細かく調整できます。
鼻の形、唇の色も選びましょう。
メガネも選びます。
アイメッセージで表情を伝えましょう。
フェイスタイムカメラです。
キャラクターのスタンプが使えたり。
フェイスタイムとアバター
作ったmemojiを重ねてお話しできます。
iMessageでもmemojiを重ねた自分を送信しましょう。
フェイスタイムの大型アップデートは、「グループ通話」です。
最大32人まで同じグループで通話が可能です。
グループチャット・会議によさそうですね。
アイメッセージのグループからフェイスタイムグループに。
それぞれの参加者がタイル表示します。
iBooks→アップルブックスへ
memojiでの参加もできます。
iOS12発表 新機能使い方まとめ
iOS12は、細かいところでパワフルな機能がたくさん盛り込まれてきました。
- 速度アップ キーボード・アプリの立ち上がりが高速化
- AR Kit2 マルチデバイスで一つのAR体験可能。メジャーアプリで計測が楽に。
- iPhoto 人工知能を使った写真整理
- ボイスレコーダー iPadにボイスレコーダーアプリ追加
- アップルブックス オーディオブックス対応(車で聞ける)
- Siri ショートカット登録で、特定の物事にたいして、質問すると自動でHomekitのデバイスを操作。サジェスチョンは次に取るべき行動通知。
- ナイトモード 寝るときに通知表示解除。
- 通知 グループ化機能追加で、通知内容が見やすく。
- 使いすぎ防止 アプリごとの利用時間をチェックできるように。
- アイメッセージ カスタマイズアバター、舌の動きのmemojiに対応。
- フェイスタイム 32人同時にやり取りが可能。
今回の発表は、ハードウェアがなかったからインパクトが少ないと言われましたが、普段からiPhone、iPadを使っている人は、iOS12で便利な機能がいっぱい入って、早く入れたい嬉しい内容だと思います!
アップルのトレンドは
- AR 期待されるアップルARメガネに向けてソフトウェアの基礎を作っているイメージ。
- AI・人工知能 Siri・機械学習で細かいファイル整理が楽に。
- Vアバター 匿名キャラクターでたくさんの人と交流。
- セキュリティー 安心してネットを使うために個人情報の遮断機能。
などなど、時代の要請を受けたポイントをしっかりと押さえて、さすがだなと思いました。
iOS12リリースはまだ先で、安定化してから入れることを検討になると思いますが、今一度今回のアップデートを再確認して使いこなしていきたいですね!
関連記事
-
【まとめ】iOS13発表!iPhoneがどうパワーアップした?!(WWDC2019年 6月)
iOSも13回目のアップデートです。 全ての機能が揃ったと見えるiPhoneでも、まだまだ進化
-
iPad iOS11の新機能の違い、どこまでパワーアップ&進化したのか?
iPadは、iOS11でいろいろな新機能が目白押しです。 iPadの魅力は大きなサイズで、ダイ
-
【アップルイベントWWDC、2021年6月8日】iOS15のアップデート内容をみる。
2021年6月8日に行われた、恒例のアップルイベントWWDC 開発者イベントです。 今回の発表は、
-
【超まとめ】iPhone iOS11の新機能とは?どう違うのか?【感想&レビュー】
iOSは早くも11回目のアップデート。 iOS11では、細かく使い勝手がよい内容に、各アップル